新春のつどい2

2012年2月14日 22時51分 | カテゴリー: 活動報告

続いて出てきた写真は入ってはいけない区域の検問の写真でした。そこには広大な森林があります。

みなさんもおわかりでしょうが、菅野市長は森林の除染は無理であるとおっしゃっていました。
たくさんの木々を切り取り、土を5センチほどとらなくてはなりません。

そしてチェルノブイリの汚染マップが出てきました。
セシウムとヨウ素は同じ動きで移動するのでセシウムの汚染マップを見ればヨウ素の汚染もわかるそうです。
日本で事故が起こった時情報がきちんと私たちに開示されませんでした。そしてわかっていたのかいないのか政府の対応が遅れました。菅野市長は日本がかなり深刻な状態であるとおっしゃっていました。そう言われたとたんこの状況に慣れてきている自分がいることを実感しました。危機感や緊張感をまだまだもってないといけないなと感じました。

次は甲状腺の位置と機能のイラストがでてきました。
ご存じのとおりヨウ素は甲状腺にたまってしまいます。
わかめ、昆布のヨウドと間違えてためてしまうのです。甲状腺にたまった放射性物質はそこから放射能を発し、細胞の核、DNAにベータ線が当たり、ガンができます。
子どもの内部被ばくにやはり気をつけなければなりません。
菅谷市長は40歳以上の人ならば放射能の感受性が落ちるそうなので、高いものは40歳以上の大人が食べ(本当は誰でも放射性物質が含まれていない食べ物がベストです。でも、そうしないと物事が進まないため、大人が積極的に食べなければいけないということです。)、子どもは放射性物質が含まれていないものを食べさせなければいけません。

次に出てきたのは大きな山になっているグラフです。国立甲状腺ガンセンター(チェルノブイリでは子どもの甲状腺ガンは全てこのせんたーで手術されます。)甲状腺ガンの推移のグラフです。
事故後一年、二年と少しずつガンが増え、五年後にガンっと上がっています。ピークは10年後。これからの私たちの未来になるかもしれない、本当にぞっとしました。
メディアで盛んに言われてきたことはただちに影響がないということです。しかし、ただちにというのは急性被ばくのことです。
内部被ばくがどのようなことなのか、メディアではなかなか伝えてくれていません。

その後は手術を受けた子どもたち、検査を受けた小さい子どもが親に手を引かれて帰るところの写真(まさに日本の未来です。)菅野市長が手術をしている写真(菅野市長はチェルノブイリで若い医者達を指導していました。)などがうつされました。

その中でチェルノブイリ事故時にきちんと政府が機能した国があります。それはポーランドです。
ポーランドでは26日の事故から一日後に放射能汚染を確認したことをで、28日午前に24時間非常事態体制を発動させました。そしてその夜、チェルノブイリで事故という報道が小さく流れ、政府は緊急対策委員会を設置し、小児の甲状腺被ばくのチェックを実施したのです。事故より四日後、薬剤を配布し、大人、子ども1千万人以上の子どもと7百万人の大人に内服させました。
またそのほかにも様々な規制をつくりました。ポーランドでは甲状腺ガンがふえていません。