一般質問内容・答弁3

三つ目は就労支援について。
今回は引きこもりやニート対策。また、ハローワークができたことでの様々な学習プログラムを用いて、働き続ける為の支援を行ってはどうかという質問をしました。

厚生労働省では2010年のフリーターの人の数は、183万人、ニートの人の数は60万人とのデータを出しています。フリーター、ニートともに、今、こうした方たちの高年齢化が進んでいて、ここ何年かフリーター数、ニート数の規模が変わらないそうなんですが、高年齢化が進んでいると言うことは、そうした状態からの脱却がより困難になっていて、問題が深刻化しているのです。
15歳から34歳までの働いている人の三人に一人はフリーター、四人に一人は貯金がない(私)、五人に一人は年収200万円以下というこの状況は深刻です。一般質問してて自分も問題ありのカテゴリに居ることが笑えますが、やはりこれは異常な状況でしょう。

そして生活保護受給者より収入が低いフリーターが多数いるこの現実をみると、生きるために働くということが理にかなっていないといえます。これって大変な問題だと私は思うのです。ギリギリで一生懸命頑張っている人へのサポートもやはりこれからは必要です。

NPO法人などを利用してニートや引きこもりの支援、また生活保護受給者のニートや引きこもりの支援をしてはどうかと質問しました。昭島市としては、ニートや引きこもりの人への対応は「たちかわ若者サポートステーション」を紹介しているんだそうです。昭島市独自で何かサポートをするというお考えはないそうですね。生活保護世帯についても消極的でした。雇用環境が悪化しているから正規雇用が少ないんだと元も子もない答えでがっくり。市側がそんな姿勢でいてどうする!という思いです。

学習プログラムについても市から何か提案する予定はないのだそう。なんか。。。本来国と都が雇用問題を対策すべきといってました。そうなんだけど、現に昭島市の稼動年齢の生活保護受給者は一年で200人も増えています。国や都の対策待つのではなく自主的に動くべきなのではないでしょうか。

市としてお金がたくさんかからないようにと私自身も色々学習して今回はNPO法人の活用を提案させてもらったのですが撃沈でした。

自信の持てる提案だったのですが。せつないです。

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