厚生委員会で行政視察に行って来ました。

2012年5月11日 22時27分 | カテゴリー: 活動報告

ご無沙汰です。

五月八日〜十日まで、厚生委員会で視察に行って参りました。
今回は北九州市のエコタウン、唐津市の介護ボランティア制度、子育て支援情報センターを見てきました。

北九州市では、北九州工業地帯として日本の高度成長を支えてきた一方、深刻な産業公害をもたらしました。この公害問題に対して、市民、行政、企業が一体となって克服した歴史を持ちます。

公害問題の克服のための技術、人材、ノウハウなどの資源を活かした地域戦略プランを作り、環境保全政策と産業振興政策の統合により、北九州エコタウン事業というものができました。

そのエコタウン事業の中のほんの一部ですが、空き缶リサイクル事業、自動車解体リサイクル事業、福岡大学資源循環・環境制御システム研究所を見てきました。

空き缶リサイクル事業では、廃棄物を選別し、混在スクラップや不燃ごみなども分別してリサイクルします。スチールとアルミを分別し、スチールペレット、アルミペレットとして再資源化します。
また、フロンガスも回収し、処理しています。

自動車解体リサイクル事業は現状リサイクル率なんと99%!!
徹底した資源リサイクルを追及し、適正処理をすることによる環境保全の実現をしています。
ほとんど使われていない自動車やきれいなところは中古部品として売っています。徹底したリサイクル。頭が下がります。

また、北九州には学術研究都市があります。
そこではさまざま廃棄物処理、リサイクル技術を実証的に研究する機関が集積して環境関連技術開発拠点を目財しています。
今回は福岡大学の資源循環・環境制御システム研究所へ行って廃棄物大型埋立実験槽を見てきました。
廃棄物を埋め立てし、そこに降り注ぐ雨は浸透し汚染物質を洗い出しながら下層に移動し槽の底面に設置された集水管で集められ浸出水処理施設で処理されます。
準好気性埋立槽では廃棄物に浸出水を滞水させず集水管がから空気を自然に好気的に維持して廃棄物の安定化を促進する埋立方式です。
嫌気性埋立槽では槽内の水位を一定に保ち浸出水の内部貯留状態を再現し、硫化水素発生のメカニズムの解明をしています。
この実験槽は国内最大規模を誇っているそうです。
埋立した後も人体や環境に影響がないようにしていく実験です。
むずかしかったですが、こういう実験をしていくことが今何より重要であるし、将来の日本に希望が持てます。

すばらしい視察でした。

つづく。