9月一般質問

9月議会では、高額療養費について、学習支援について、生物多様性地域戦略についての質問を行いました。

医療費の限度額適応認定証の申請を忘れずに!

 高額療養費とは、手術や入院などで著しく医療費が高額になった場合、所得階層などにより定められた自己負担限度額を超えた部分について保険給付として支給する制度です。支給の方法には二通りあります。一つはあらかじめ市に申請をして、限度額適用認定証の交付を受け、医療機関の窓口で自己負担限度額までを支払う場合と、もう一つは医療機関の窓口でいったん自己負担額全額を支払い、後ほど市に高額療養費の申請をして還付を受ける方法です。後者は、一時期とはいえ自己負担が大きいことや療養費の還付までに3~4か月月かかること。また、申請をしないと還付がかえって来ませんし、医療機関にかかってから二年間までに申請する必要があります。

認定証申請を忘れた!使えない時の支援を

 今回は高額療養費支給と、無料貸付制度の現状。窓口での市民の方への対応の仕方について。さらに受領委任払いについて質問をしました。
 平成26年度における高額療養費の昭島市の実績は適用件数約14000件、給付額は八億八千万円。適用限度額認定証を受けた人は1000人となっているそうですが、限度額認定証を利用しなかった件数、その理由については把握していないのが現状でした。さらに昨年度の貸付制度の利用者はたったの1名とのことでした。

 保険料を滞納していて、限度額認定証を受けられない場合や複数の医療機関にかかったために認定証の限度額が適用されなかった場合などに対して、板橋区の事例のように返済計画を立てながら受領委任払いに取り組むことや、無料貸付の適応を広げる事については提案しました。さらに制度が有効に利用してもらえるよう、適用限度額認定証の周知徹底を行い、窓口でも丁寧な対応をして行く事を求めました。

多様な学習支援で貧困の連鎖を断ち切る 

 学校で4月から始まった土曜補習と、生活困窮者自立支援事業の中の学習支援に絞り、質問を行いました。土曜補習は、文科省で行っている土曜日の教育活動推進プロジェクトです。昭島市では今年度は基礎学力の定着や、学力向上に特化して行うとしてます。基礎学力の定着という点では、学力が身についていない子への対応が十分であるのかも含め運営状況について聞きました。学校との連携で行われてはいますが、支援の必要な児童生徒の参加にはまだ課題があること、開催頻度についても学校間にかなり差があることがわかりました。
さらに、市内の社会福祉法人が社会貢献の一環として開始した子どもの学習支援や、社協のサロン活動での学習支援活動の取り組みを受け、生活困窮者自立支援法の任意事業での学習支援に取り組む考えを改めて確認しました。昭島市としても、任意事業がいいのか、また、今ある支援団体を応援して行く後方支援の方法がいいのか検討中という事ではありましたが、貧困の世代間連鎖の解消に向け、しっかりと取り組みたいと答弁しました。子ども達が夢や希望を持って自分らしく生きていけるようにこれからも学習支援を注視していきたいと思います。

 このほか、生物多様性地域戦略策定について質問しました。中期目標として定めていると昨年おおたけ貴恵市議への質問に答弁した事から、その後の進捗について、主体的な関わりが求められることから、市民参加について質問を行いました。平成30年に実態調査、平成33年には地域戦略策定に向けて動いていくと答弁。ほとんど動きがありませんでした。