厚生文教委員会視察

2016年5月16日 17時09分 | カテゴリー: 活動報告

2016年5月10~12日まで厚生文教委員会の視察でした。
今回は新潟県三条市の小中一貫教育について
新潟県長岡市の地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みについて
新潟県長岡市の子育ての駅事業について
富山県富山市の知を深める図書館の取り組みについて
の四か所を巡りました。

小学校と中学校の9年間でこどもの教育を進めるのが小中一貫です。
背景は中一ギャップ。思春期の時期が早まっていることや、小学校と中学校の先生がもっと連携してほしいとの親御さんの要望、制度的に6・3区分は今の時代背景に合っているのか等の教育においての様々な課題に対して、小中一貫という形で三条市は様々な課題に取り組んでいます。
新しい校舎、素晴らしかったです。元あるものをリノベーションするのも素敵ですし、今回のように新しい最先端のデザインで作る学校も素晴らしいです。しかし、そこにはついて回るのが予算です。
昭島市では既存の学校で連携を深めていくことになるのだろうなと思いましたが、改めて新しい校舎であることも、子どもたちのモチベーションにもつながるのかなと感じました。
教員の連携が取れるという事は大きなメリットだと考えます。また、市内が広範囲なため、バス通学で様々な地域の子どもたちがひとつの場所で友達になれるというのは大変いいことだと考えます。
しかし、9年間の中でいじめ等が起こった場合の子どもの逃げ場や、6年生の最高学年としての経験が出来なくなるのではという疑問もあったのですが時間の関係で質問出来なかったので、東京都でも小中一貫に取り組んでいるところ等を参考にして、もっと知識を深めていけたらと思います。

長岡市の地域包括ケアシステム推進
小地域での医療、介護、予防、住まいの一体的な提供に関する取り組みを行っています。
法人主導であった形態を官民共同の取り組みへ移行し、長岡駅を中心とするエリアに13か所のサポートセンターを設置しました。サポートセンターに住まい、医療、介護、予防、生活支援などのサービスを組み合わせて一体的に提供をしています。地域への積極的な働きかけで13箇所のサポートセンターが地域の交流拠点になっています。以前は100床あった特別養護老人ホームに集まった人達を地域に帰して小規模でサポートしていく取り組みは素晴らしいと感じました。また、地域との連携に力を入れ、地域の活動拠点になって地域の理解と協力を得るための動きもすごいです。
何といっても「これはどこでも出来ます。出来ないのはやる気がないからです。」という高齢者総合ケアセンターこぶし園の代表の吉井さんのお言葉に強く感銘を受けました。ぜひ、昭島でもしっかりと地域包括ケアの取り組みをおこなっていってほしいです。

長岡市「子育ての駅」事業について
屋根付き広場と保育士のいる公園、雨や雪の日でもこどもをのびのび遊ばせたいという雪国のお父さんとお母さんの声を実現した、全国初の子育ての駅が長岡市に誕生しました。
雪国特有の課題に正面から向き合い大規模施設をガンガン作っていくのがすごいなぁと感じました。厚労省や国土交通省、の補助金や合併特例債を使って市の負担はわずかになるそうです。
子育て中の方が利用できる施設が市内にたくさんあることは非常に重要であると思います。見学したちびっこ広場は1万3千冊を超える絵本、育児書が揃えてあります。手作りのおもちゃがそろっており、温かい雰囲気で素晴らしかったです。

富山市の知を深める図書館
最後は富山市で昨年オープンした図書館です。
まず美術館と併設ということと、オリンピックの競技場のデザインで知られる隈研吾氏です。デザインや本棚と本棚の道の空間など、すごかったです。
でも昭島ではとても無理な話でしたので圧倒されたままでした。
雑誌コーナーでは雑誌の表紙に企業名、裏にその企業のチラシが挟み込めるようになっている取り組みや、ガラス工芸が有名な富山のガラス美術館の展示、ゆったり勉強が出来る部屋等様々見せて頂きました。が、やはり規模が違います。これ、昭島では無理ですね。

今回の視察ですが、毎回思うのですが、昭島で取り入れられる所、無理な所など、委員会で視察を行った後はそれを議論できる場が必要だと思います。
行きっぱなしではあまりにももったいない。
そして出来るなら委員会で、そして超党派で政策提案等出来ると面白いのに。と、毎回思っています。

以上、視察報告でした。