大きく展望と、自転車事故への対策のことについて質問しました。
今年の二月、東京都議会本会議、警視総監治安状況報告で、当面の重点施策ということで自転車総合対策が盛り込まれました。東京都は自転車総合政策検討委員会を開いて、自転車対策の基本的な考え方から対策の方向性、今後の検討の方向性などの報告書をまとめました。
東京都は自転車政策を進めるためにそれぞれの地域の実情に合わせて、都民、事業者、行政が連携、協力しながら自転車をめぐる諸問題の解決を図る仕組みづくりをするということです。
東京都では実施にあたり、三つの考え方を基本として進めています。交通安全を最重視すること、地域特性に応じた対策を実施すること、都民、事業者、行政が一体となって取り組むことだそうです。ルール、マナーの習得、防犯登録、点検整備、損害保険加入等自転車を乗る側の努力はもちろんでありますが、安全な走行空間の確保ということからも、ハード、ソフト両面での利用環境の整備を進めていかなくてはなりません。
それには地域的な実情を把握している区市町村が主体とならなくてはいけないと考えています。
まず、自転車事故への対策についてですが、12月議会で自転車についてたくさんの議員さんが質問されていましたが、その時と変わらない答えでした。
安全教育、マナーアップの周知、危険運転の取り締まりの強化を昭島警察署へ要請すること。
自賠責保険加入促進については整備点検を行う時に呼び掛けるとのことでした。
また展望についてですが、何とも希望のない答えでした。
安全な走行空間を目指していきます!的な前向きな答えを期待していたのですが、市内の道路では道路幅幅員から自転車通行帯を設置するのは困難である。検討課題であるとのことでした。
展望がこんなにお粗末では安全な走行空間は期待できないな、というのが正直な感想です。
でも、自転車で市内走っているとほんとに怖いところがたくさんあるんだけどなぁ。と、残念な気持ちです。