建設環境委員会へ出た陳情について

今回の建設環境では、陳情第17号「GLPの巨大物流倉庫などの建設から住民の平穏な生活・住環境を守るための陳情」と、陳情第18号「GLPの物流建設に関わる陳情」の2件が市民の方から提出され、本日審議が行われました。(どんな陳情かは写真をご覧ください)

結果からいうと、陳情第17号は採択、陳情第18号は継続となりました。

質問と答弁は以下になります。

Q.地区計画はいつ策定するのか。 A.策定は未定。Q.交通問題については今後どのように協議していくのか。A.警察と昭島市で協議しており、今後事業者の調査が出た後事業者とも協議をしていく。Q.55mの建物は横田基地の高度制限には引っかからないのか。A.ひっかからない。

事業者と早急に協議を行うべきである。評価書案が策定されてしまったら計画は変えることができないと考える。今回の出された陳情については全くその通りである。採択すべき。との意見をしました。

私はどちらの陳情も本当にごもっともな内容であると思っています。2件とも採択すべきの立場でありましたが、1件は多数決で継続となってしまいました。

継続している場合ではない。と言うのが正直な気持ちです。陳情を採択できない理由が今後の状況を注視したい。陳情にある水道使用の部分の「科学的」に検証ができないからというものでした。それを後押しする市側の答弁にも疑問を感じました。意見を言おうとしましたが、何故かすっ飛ばされてしまって意見は言えませんでした。

昭島市議会は文章主義という慣例があり、陳情者が直接自分の思いを語ることができません。なので、文章の揚げ足をとり、採択しない流れは多々ありました。

しかし、早急に市全体で考えなければいけない問題に対して、市議会が継続としているようでは、事業者のやりたいようにされてしまうのではないかという懸念がさらに強くなりました。今回はなんとしてでも議会として事業者に「NO」を突きつける為に陳情は二つとも採択すべきでした。

二つ目は採択しないと「結論ありき」で進む委員会。それを知らない私はびっくりさせられます。委員会の流れで初めて、これは採択されないのか…と気づくからです。私は両方とも採択されると信じていました。

陳情が採択されない度に絶望的な気持ちになりますが、今後もしっかり自分の意見を訴えていきたいと思います。

現在、副議長という立場で、(昭島市議会では)建設環境委員会以外発言ができない状態になっています。どうにか発言させてもらえないかと訴えましたが、認められていません。その分、同じ昭島生活者ネットワークの林麻衣子議員が私の分も質問をしてくれています。2人で力を合わせ、これかも質問を行なっていきたいと思っています。