九月議会一般質問

昨日、九月議会が終了しました。
今回はニート・引きこもり対策について、ツイッター、フェイスブックの活用についてです。

今回、その下調べに、八王子若者サポートステーション、西東京市の生活保護受給者の若者の自立支援プログラムを見学にいって参りました。

昭島市で、何回も若者施策について質問をしていますが、毎回、現状認識はしている(といっていっている)ものの、なかなか施策へ移って行かないもどかしい気持ちが自分の中に有り、実際の実態調査等の今、若者達がどのように感じているのかと言うことに、自治体として耳を傾けていって欲しいと言うことを何度も訴えて参りました。

また、今回は西東京の事例である、生活保護受給者の若者の居場所作りを実際に見学し、自治体で取り組む若者支援と言うところでは、厚生労働省の100%出資の事業であり、これは昭島でも取り組める所なのではないかと大きな期待を持ち、質問を行いました。

しかし、昭島市の回答は調査研究。
いつまで調査研究してんですか?とつっこみたくなる所ですが、昭島市として、この日本の未来に関わる重要な視点が抜けていると言うことが、明らかになったと考えます。
市長は、ニートの問題を親の教育の問題と指摘されているとの答弁を行っていましたが、これは決算の時にまた書くこととしますが、その視点が、もう既に時代遅れの感覚であると言わざるを得ません。
子ども家庭部長の答弁でも、ニート・ひきこもりの数は把握していないと言うことでしたが、実態調査や、最低でも自治体で推計値でも良いので、しっかり把握し、その事を真剣に考えてもらいたいと思います。また、二回目の質問では、課題として把握しているかの質問に、現在はそういう相談がきていないので、相談があれば課題として考えていくという答弁があり、「全くやる気がない」と感じざるを得ませんでした。

また、生活保護受給者の質問では、昭島市では生活保護受給者の未就労者については、就労支援員による求職活動を行っているため、ニートに該当しないといっていました。また、引きこもりの数は「26人」であるが、精神疾患、障害を有して医療につなげているのが14人、後の10人は面会が出来ないので、訪問で人間関係ができ次第就労支援につなげて行くとの回答がありました。そのため、就労支援員による支援体制が構築されているため、自立支援プログラムは活用しないとのこと。
就労支援員の実績はH24年度では74人が支援を受け、37人が就労、そのうち5人が生活保護離脱したそうです。
実績としては、頑張っていると感じましたが、一番重要なのは、就労の前段階にいる人たちが、就労支援をされても、すぐ仕事を辞めてしまったり、職場と合わないと言うことで、新たに精神疾患などかかってしまうのではないか、そういうことにきちんと配慮しているのだろうかと言うことです。
その辺も含めてあらためてヒアリングをしていかなければならないなと思いましたし、ニートに該当する人はいませんという答弁にも心底驚くものでした。「ほんとに~?」と思ったのが正直なところですが、答弁で出てきているので、そうなのだと信じます。
この件については、私も「調査・研究」をしながらまた次の機会に質問を致します。

ツイッターフェイスブックについては、昭島市のツイッターの情報量のすくなさを指摘しました、また、フェイスブックでの双方向のやりとりをして欲しいと言うことで質問をしました。
情報量はちょっとずつ多くなっていると思うので、是非ツイッターでフォローをして、昭島市民の方の情報源にしていただきたいです。
フェイスブックについては今はまだ取りくまないとのことでしたので、そのことについても引き続き質問をしていきたいなと考えています。