9月一般質問 民間の力を活用した創業支援施策で地域活性化を

今回は「民間の力を活用した創業支援施策で地域活性化を」と、

「子どもたちの心と体の成長を促す取り組みについて」の2点を質問しました。

昭島市では2017年3月に産業振興基本計画が策定されました。その中では若者の創業支援について明記されています。今昭島市では、ワンストップ窓口事業、空き店舗活用補助金事業、中小企業及び小口事業資金融資事業、また昨年度から行われている立川、福生、昭島の3市で連携した3市創業支援事業協議会T.A.F(タフ)を立ち上げたりと創業支援に力を入れています。

質問では事業の詳細な内容、創業支援者への応援体制にいての質問、創業支援施設を開設してみてはどうかという内容で、一問一答で行いました。

上記の施策だけではなく昭島市ではミニブルームカフェ、T.A.Fでのセミナー開催、今年度はまちゼミの開催、フードグランプリなど様々な施策が行われています。しかし今年度の空き店舗活用補助金の申請は1件!!!!(答弁ではいわなかったんですけどねぇ。)毎年7件の目標を掲げながら三年目にして1件とは非常に厳しい状況なのではないのでしょうか。そこで、創業支援そのものの広報がまだまだ足りていないこと、補助金を活用したお店の広報も足りていないこと、商店街や周辺地域住民での話し合いでニーズ調査を行いながらニーズに合ったお店を誘致していくことで継続性の確保を行っていくことや、サービスの視点での創業支援に力を入れていく(例えば「子育て」「子ども」「高齢者」「障害のある方」などの視点での空き店舗活用)ことなどの提案を行いました。また、創業支援施設に取り組み創業者のチャレンジの場を作っていくこと、市役所7階の活用なども質問しました。

答弁としては広報についてはどのようなアピールの仕方がいいのか考えていく。商店街や周辺地域住民でのニーズの把握については商店街からも話を聞いていくとは答弁しましたが、商店街含めて地域住民との話し合いについてもっと力を入れてほしいと感じました。8月に武蔵野市さんの創業支援施策について視察を行ったのですが、その時市役所の役割はあくまでもつながりを作ることだとおっしゃっていました。自分の役割を認識して動くことが必要だと訴えたところ、市でも役割については十分認識しているとの答弁でしたが、問題は認識の仕方なのではないかと。一歩引いて物事を見ていくということももちろん大切ですが、積極的に地域や商店会に入って行きながら一緒に考えていくことも必要です。本当にこの地域をどのようにしていきたいのか地域が考え始めるとき、創業支援についてももっと活用されていくのではないでしょうか。

創業支援施設については継続性や調査や課題についてどのような方法がいいのか調査研究し、検討していくとの答弁で、これまた非常にあいまい。7階の活用についても難しいとの答弁でした。しかし7階でお昼を食べると非常に切ないです。食堂なのに、運営事業者がなく、今はかろうじてお弁当屋さんが入ってくれているのですが、本来の食堂としての機能が全然生かされていないのです。ほかの自治体は食堂にも力を入れていたりするのに。障害者の団体や、市民の方からも7階を活用したいというお声をいただくのに昭島市は動かず。昭島市としてどうしたいのかが全く分かりません。いつまでもこの状態を続けているわけにもいかないのではないかと思うのですが。今後も引き続き注目していきます。

 

 

補助金の使い方について質問を行う予定でしたができなかったのでこれは決算に回して引き続き質問しようと考えています。