6月議会、一般質問について②
昭島市の水について
6月11日には、有機フッ素化合物が地下水など37地点で国の目標値を上回ったことが新聞報道されました。有機フッ素化合物については今年の1月に横田基地周辺の井戸から検出されたとの報道があり、地下水を飲む昭島市として、井戸の調査を行うべきだとたびたび訴えてきました。
Q.水質検査について、有機フッ素化合物の調査について今後どのように行っていくのか、すべての井戸を調査すべきと考えるが市はどのように考えるか。
A.1月に実施した水道水の給水栓と原水の検査結果は目標値を大きく下回っており、市民の健康への影響はないものと認識している。PFOS、PFOAを調査項目へ加えることについては検討していく。市内の飲用井戸の全てを把握していないが井戸所有者へ向け水質基準や検査についての周知啓発を行っていく。
有機フッ素化合物に関しては水質検査の調査項目へ加えることが必要でです。環境指標として定期的に調べることが必要であると考えます。国でも検討を行う中、地下水を飲む昭島市だからこそ率先して行うべきです。有機フッ素化合物は深層地下水にも微量とはいえ影響を及ぼしている物質です。地下水を飲んでいる昭島市だからこそ井戸に関しても調査を行うべきと考えます。
Q.給水スポットについて。設置場所、周知の仕方、ペットボトル使用をやめてアルミボトル缶への移行についての周知啓発について。市内事業者との連携で、お店でいつでも昭島の水が飲むことができる取り組みについて。
A.設置場所は拝島駅、昭島駅、中神駅、東中神駅に設置。新型コロナウイルスの状況を見て、広報やHP、Twitterなどで周知啓発を行う。アルミボトル缶は今年度6万本作成予定。市が関わる様々なイベントで活用予定。市内事業者との連携については新型コロナウイルスにより、検討を一時中止としている。
今回、市内事業者との連携でいつでもどこでも飲める昭島市の水としてアピールすることができるチャンスでしたが、新型コロナウイルスの影響で、一時中止とは非常に残念です。今後も、昭島の水のブランディングと、水の保全を連携させ、地下水を飲む昭島だからできる取り組みを進めていってほしいと考えます。