玄海原発の再開に、肩を落とすばかりです。
怒りと悲しみがこみ上げてきます。
今日はつい先日、歌津へ物資を運びに行ったという方のお話を聞いてきました。
福島第一原発の20キロ圏内へも入ったといっていました。
やはりまだまだ物資を必要としている方はたくさんいるそうです。結局行き届いていないのです。原発に近ければ近いほどボランティアも来ない。物資を渡す人も来ない。
みんな強盗されたり騙されたりで目が鋭くなっていると言っていました。
もちろん、強姦もあったそうです。
町は死臭が漂い、口を空けているとハエが入ってくる。
ウジ虫みたいなのが水たまりにわいている。
みんな疲れていて、悲壮感が漂う。
地元の人はもうあきらめていると。
三か月経っているのにいまだにこんな状況の街があると思うと、本当に政府は何をやっているんだろうと虚しくなります。
その方はいろいろな場所で、必要なものが違っているとおっしゃっていました。
テレビでよく報道されている町は、人が必要である。
テレビに映らない福島第一原発に近い所では、水、衣服などの物資が必要である。と。
今もつらく苦しい思いをされている方がたくさんいる。
テレビに映らない所でSOSを出している方がたくさんいる。
とにかく、その方たちを助けなければいけない。
ボランティアを集めたり、現地でニーズをきき、それに合わせた物資を送ったり、募金を集めてお金を渡したりしなくてはいけないと改めて思いました。
本当の意味での私たちの支援はこれからではないかと思います。