一般質問&市側答弁

その1

まずは大綱1、市民の意見を取り入れた図書館構想の策定について。

私が質問したことは図書館の基本構想について、意見聴取について、地域の課題解決のための行政機関と図書館の連携についてです。

皆さんは昭島に社会教育複合施設ができることは知っていますか?今ある東中神の市民図書館がなくなり、その社会教育複合施設に中央図書館として新しく生まれ変わることをご存じでしょうか?新しく生まれ変わるなら、図書館に皆さんはどんなことを求めますか??
私が前に書いた、視察で行ってきた帯広の図書館のような素晴らしい図書館を是非つくって欲しいと思い、今回質問させていただきました。

まず、基本構想について。
市民の皆様が利用する大切な図書館です。どんな図書館として運営していくのか、基本の構想がしっかりとしていないといけないと考えます。市側は基本構想を持っているのかと質問をしました。この質問は、昨年大嶽議員が質問をしており、今年の検討委員会で方針を決めて行くという話でしたので、進捗状況を聴きました。

市側は公募市民二人を含めた11名で検討委員会を設置し、基本方針、基本策定を今協議しているという答弁でした。市民の課題解決を支援する市の拠点と位置付け、課題解決に向けた多様な情報・サービスを提供し、幼いころから読書の習慣を身につけるための支援を行い、昭島市の図書館ネットワークの中核となる施設を目指すそうです。

まだ策定段階だというため、大まかな方針が出され、これから深い内容に入っていくというところでしょうか。これから検討をたくさん重ねてよりよい図書館をつくって頂きたいと感じました。
そのためにも市民の方たちの意見を聴くことはとっても大事なことだと思います。二つ目の意見聴取の場は?の質問につながります。

市側の答弁はワークショップ、パブリックコメント、市内の小中学校からの意見聴取をしていると答えました。

まだまだ足りないと思いましたが、市側は意見聴取はしておりますので、といわれてしまいました。私としては中央図書館を市民の方に周知をするためにも、もっと広く意見を聴くべきだと感じています。興味がある人だけでない、ふらっと誰でも立ち寄れる図書館にするためには、図書館に来ている人達へのアンケートや、社会教育複合施設に図書館ができるんだともっとアピールしなくてはいけないと思います。できるだけ多くの方たちの意見をたくさん聴いていただきたいと感じました。

三つ目の市政と図書館の連携についてでは、北海道の帯広で見学してきた図書館に習い、市の施策に合わせた特別コーナーの設置や、市が行う講座や学習会などに図書館が出向き、関連本の紹介や実際にそこで貸し出す、というような連携を是非行っては?と、質問させていただきました。

これについては今の市民図書館でもやっているが、今後さらに検討していくという答えでした。

私が言っている連携とは少し違う気がしましたが、これから研究していくという答弁だったので、今後さらに研究し、市の重点施策と連携し、図書館を有効利用できるようにしていって欲しいと感じました。

何より、まだ検討段階ということでしたので、何ともいえず歯がゆかったですが、やはり、図書館をどんな図書館にするのか、大きな目標を持って進んで頂きたいと考えます。
中途半端な考えではなく、しっかりとしたビジョンをこれから作っていって頂きたいと強く願います。