6月議会一般質問3

環境施策について

今回の環境施策は4点。
地下水保全条例について、太陽光パネルについて、水車、小水力発電について、放射能汚染対策について。

地下水保全の条例は、昭島生活者ネットワークが今までずっと訴え続けてきたことです。
小金井で条例が制定され、今年6月には国分寺でも条例ができました。昭島は東京都で唯一の地下水100%が飲めるまちでありながら、今までなかなか進んではきませんでした。今回は条例をつくるため研究をするということでしたが、市民の意見をきちんと取り入れた条例に是非ともしてほしいものです。

太陽光パネルは市民の調査によると、一般家庭での一年間の売電収入は、86000円。一年のうち半分は電力自給率100%を超え、日照時間が少ない月でも電力自給率が
50%を超えています。そこで

①昭島市が補助をした世帯の件数
② アンケートなどで追跡調査は行っているか
③一般家庭の電力自給率の目標設定
④ 無利子の貸付金制度を行ってみてはどうか

という質問をしました。答弁では、今まで3年間で補助金申請は150件。アンケート調査では、なかなか有効な回答が得られていないようでした。
 そこで、アンケートの方法を考える、アンケート結果を反映させながら、「お得に節電する」という意識づけをしていくなど工夫をすることで、普及が進むのではないかと提案しました。

水車や小水力発電については環境コミュニケーションセンターに水車をつくって啓発してみては?という質問と、水と緑のまちと銘打つなら、是非小水力発電に力を入れてほしいということを質問しました。水車の質問はみんなが失笑。笑いごとか?と思いましたが、皆さんはどうおもいますか?小水力発電にしても全く反応がなかったです。期待してないんだそうな。お話にならないかんじで終了でした。

放射能汚染対策は保育園の食材選定と市内農産物の放射性物質検査について質問でした。保育園だと給食食材についてのチェックがどうしても不透明になりがちで親御さんの不安もあります。放射性物質を取り込みやすい食材を使わない、検査結果などは詳しく公表するよう訴えました、市が介入できないことはわかっているので、指導をするようにと訴えました。また、市内農産物について、検出限界が25㏃、一検体につき一万一千円します。月に二検体で二万二千円。これをこの先ずっと続けて行くのであるのであればもっと効率のよいやり方がおるのではないかと考えます。市民測定室つくるとか。でもそれは今の昭島市には微塵も考えがないことが分かっていましたので、だったら、他の市の市民測定室を利用してみては?と質問しました。市側は全く考えは変わらないので、これからもこれを続けて行くそうです。

放射能汚染対策についてはなんとか市民測定室をつくれないのか考えています。
私は知って食べたいと思うので。

以上、6月の議会質問でした。

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