一般質問その2
私は6月議会や予算審査特別委員会でも頸がんワクチンについて質問し、今回の12月議会でも子宮頸がんワクチンについて質問させていただきました。
9月の予算審査特別委員会で私がした子宮頸がんワクチンについての質問の後に他の議員の方から昭島市には頸がんワクチンの副反応の人がいないのかという質問に、昭島市は「いない」と答えたことがなぜか引っかかりました。
委員会の後に、頸がんワクチンの文科省の調査が行われていたことから、教育委員会に状況を確認したところ、頸がんワクチン接種後に意識を失う方がいたということを初めて知り、衝撃を受けました。
副反応か否かということは、医師が判断することであり、医師がどんなにおかしい症状であっても、これは副反応ではないと判断した場合には、厚生労働省へ報告がなされず、昭島市はその結果、副反応の件数が0人であるとなっています。
このようなケースで副反応がきちんと報告されていない自治体が、昭島市だけではなく、他の自治体でもあるのではないかと考えています。
厚生労働省から副反応の通知が来ないというそれだけで副反応がいないと決めてしまう部署、一方では状況として症状が出たということを知っているのにそのままにしている部署という、縦割りの情報が行き届かない昭島市の体制も明らかになりました。いかにきちんとした状況把握の調査が必要であるかということを思い知らされる結果になったと言えます。
今回は情報の一本化と、リスクの開示について質問に致しました。
情報の一本化については、保健福祉部が窓口になるそうです。そして副反応の実態把握についても行って行くと答弁が出ました。
しかし、リスク開示については、ワクチン接種者が減っているので現状のままでいくという答弁でした。
私の昭島市に対する追求がまだまだ下手なため、昭島市に私の想いが十分につたわらなかったことが本当に悔しかったですが、少しずつ前進していけばいいと考えています。
私は今回、一回出た情報が確認するたびに変わって行いくことや、症状についても、八王子の議会事務局の調査でしか本当のことがわからなかったこと、そして、大嶽議員がその後話をきくと、また違う情報が出てくるということから、昭島市へ対する不信感がぬぐいきれません。正しい情報を出してもらうということがどんなに難しいことなのかと考えさせられました。
しかし、実態把握に努めて行くと昭島市が答弁したことは確かな一歩であると感じています。
これからも引き続き質問していきたいと考えています。
しかし、この質問でかなりの体力を消耗してしまいました。年末年始でパワーチャージしたいものです。