三月一般質問

今回は若者の力を街の発展に活かそうという大綱一点の質問でした。
細目として子どもワールドカフェの提案、子どものまちミニ・あきしまの提案、昭島市の魅力の発信について、自立を応援する窓口設置、若者の政治参画で投票率向上を目指す取り組みについての五点質問を行いました。

スウェーデンでは若者の影響力の保証する事を目標とする若者政策の省庁などがあります。投票率が高いことでとても有名ですが、その根底にはきちんと若者たちの意見が政治に取り入れられるという基盤があることが、政治参加や若者が政治に関心がある理由なのだと思います。もちろんスウェーデンのようになるには国でも施策が必要だとは感じますが、昭島市の中でも、子ども、若者が柔軟な発想力、創造力を活かすことで、昭島がさらに発展し、新しいまちの姿ができていくのではないかと考えました。子ども・若者の力を政策などに取り入れ、子ども若者が自分たちの意見が取り入れるまちだと気づくことで住み続けたい、このまちでいきていきたいという思いをより一層強くすることができると考えます。そういった大きな視点から、今回の質問を行いました。

ワールドカフェやミニ・あきしまについての提案については調査、研究ということでした。

来年度から始まる新しい事業で、動画配信事業があります。この動画配信を行うのであれば市民の方から昭島のいいところをムービーなどで撮ってもらい、コンテストをすることや、運営に若い方を率先して使っていってほしいということを提案しました。
動画配信事業については、今年度はコンサルに委託して動画を作っていくそうです。動画を市民の方々に撮ってもらうことについては前向きに考えていってくれそうな答弁でしたが、どうなるかはわかりません。コンサルに投げてコンサルの提案について市民から意見を聞く、ということがここ何年か行われている気がします。コンサルを使うことがいけないことだとは思いませんが、もっと分かりやすい市民参加の形の方が参加されている方や参加していない市民の方は納得ができる気がします。

また、いつも言っている若者応援窓口に対しては今回も調査・研究。一生調査研究しているつもりなのでしょうか。引きこもりの問題や子ども若者の問題についてはしっっかりとした支援が必要です。窓口を作り、応援する仕組みを整えるべきです。

18歳選挙権については模擬投票などが行われているそうです。若者の政治参加に模擬投票が有効だということは知っていますが、せっかく高校生などの生の声を聴ける機会なのだからアンケートなども行ってほしいと意見を言いました。なた、模擬投票前に選挙についての勉強も行われる中で、改めて憲法についてや私たちはなぜ選挙で投票に行くのかなどの根本的な教育についてもしっかり行っていってほしいと考えます。

いつも聞いている、投票しやすい場所などについてはいつもの通り難しいという答弁でした。