市民と市議のワールドカフェ
7月7日に行われた、市民と市議のワールドカフェに参加しました。
ワールドカフェとは、“カフェ”にいるようなリラックスした雰囲気のなか、参加者が少人数に分かれたテーブルで自由に対話を行い、ときどき他のテーブルとメンバーをシャッフルしながら話し合いを発展させていくもので、市民活動やまちづくり、教育など幅広く活用されているものです。
今回は3種類のカテゴリに分け、対話をしていきました。大嶽市議と私の担当は憲法で、憲法について様々な意見が出されました。
やはり話題が集中したのは憲法9条についてです。憲法を変えてはいけないという人や、自衛隊をどう扱うのかという意見や、改正し、韓国のような侵略はしないという条文を付け加えるべきだという意見など、様々な想いが語られ、もっと議論が国民の中でたくさんされなくてはならないと改めて感じました。
その次に多かったのは憲法13条、25条についてです。これが守られる政治が行われなければならないという意見が多く出ました。現状守られていないのでは?という意見が多かったです。
そのほかにも、憲法についてきちんと学んできていないので、わからない。しっかり教育で教えることが必要だとの意見や、行政サービスについて不満がある場合は憲法98条、99条を使うといい、自分に必要な条文を覚えて使えるようにした方がいいとの意見、憲法は本来政治家が守られねばならないものであるのに、今の政権はそれを本当にわかっているのか、国民に守らせるものに変えようとしているのでは?など、ここには書ききれないほどの沢山の意見が出ました。
リラックスして沢山の方から意見がぽんぽん出て来る時間で、非常にお聞きしていて一人一人がいろいろな想いを持っていて、もっともっと沢山語れる場が必要であるのだなと改めて実感しました。
普通の生活で話すことはあまりない憲法について、どうしたらもっと普通の会話で取り入れられるようになるのか、もっと憲法や政治について普段の会話でも対話しながら視野を広げていく事が必要であるなと感じました。小難しい事はまずは置いておいて、沢山の人がざっくばらんに話し合える空間づくりが必要だと思いました。
とても充実した時間でした。