川崎子ども夢パーク・フリースペースえん
7月12日、川崎子ども夢パークにある、「フリースペースえん」のお話を伺いに、津田山まで行ってまいりました。
議員になりたての頃に見学させてもらった場所に再び伺うことができ、非常に感慨深いのと同時に考えることがたくさんありました。
認定NPO法人フリースペースたまりば理事長の西野博之さんのお話を聞きながら、夢パークの様子や不登校、引きこもりについてのお話も伺いました。その中で子どもたちが日々どれだけ苦しい状況で今を生きているのか改めて認識をしました。それと同時に苦しい状況で生きてきた私たち世代の人間が人の親になるということ。世間でいう「正しい親」へならなければならないことの重圧と不安。そして子育てに「成功した」と思いたい焦り。
少子化が進む中でのこどもたちの自殺や自傷、不登校の増加。虐待や貧困は問題が深刻になるばかりです。
誰もが窮屈で生きづらい世の中の、感情の負の連鎖を今断ち切らなければ、この国に未来はないのだと改めて心が締め付けられました。
その為にも教育現場と、フリースペースの場の確保や連携、自治体が子どもが自分らしくのびのび過ごせる場を提供しなければならないとい必要性を改めて感じました。もちろん子どもの権利条例制定の必要性も。
みんながそのままでいい。一人ひとり「ただ生きている」ことが素晴らしくて価値ある世の中になるために、引き続き活動をこつこつ続けていくぞと改めて決意しました。