よるカフェ あたらしい働きかたをつくる

協同労働についてよるカフェで学習会を行いました。今回講師として来ていただいたのはワーカーズコープ東京三多摩山梨事業本部から扶蘓文重さん、地域の活動事例を馬場智之さん、松原玲子さん、杉山由美さんがお話しして下さいました。

昨年労働者協同組合法が成立し、2022年10月から施行となります。協同労働とは、働く人自らが出資し1人一票の平等な決定権を持ち、運営に携わり、意見反映を通じながら事業を行っていく働き方です。法施行される事で、より事業が立ち上げやすくなり、出資者も労働者として労働法制の保護を受ける事ができるようになります。ワーカーズコープは多摩地域の自治体でも数多くの委託を請け負っており、立川では子ども未来センターや、児童館などの委託を受けています。福生市でも児童館や学童の委託を受けており、そのため収入面でも問題なく働くことができます。また、その受託している児童館やセンターが地域の核となり、人々の繋がり、また新たに必要な事業が生み出されるという循環が起こっています。

八王子では7月からインキュベーションオフィスがオープンしました。八王子駅から徒歩3分。ワーカーズコープ三多摩山梨事業本部の事務所と隣接しています。
シェアオフィスを5室設置してあり、起業を考えている方を対象にしたセミナー、人材交流やネットワークが生まれるイベントも定期に開催しているそうです。
経験豊富なインキュベーションマネージャーが、スタートアップからビジネスプランの作成、戦略的なサポートまで丁寧に伴走してくれるそうなので、これからより一層、この働き方を選択して地域で仕事が立ち上がるのではと思っています。事業を立ち上げたい人にとってはとても心強い場所ですね。

自分たちの地域を自分たちでより良くしていくことや、あったらいいなと思う事業を自分たちで作り出せる協同労働という働き方は、現代社会の働きにくさ、苦しい労働から脱却できるものなのではないかと希望を感じました。まだまだ課題もありますが、社会を変えていく軸となる、この働き方を昭島でも広めていきたいと強く思いました。

10月1日に労協法キッフオフイベント、
11月1日~(全8回)の創業セミナーも開催されるそうなので、気になる方は是非参加をしてみて下さい。
私も検討中です。