12月一般質問
あけましておめでとうございます。
お正月は皆様心安らかに過ごすことができましたでしょうか?
私は年末からの世界情勢の動きなどをみてなんだか心重く、なんとも言い難い年始でした。
政治の部分でも、自分の周りで起こる事も、どうにかしなくてはならないと思うのですが、相手がいる事を考えるとなにもできなかったり、悶々考え込んで病むと言う負のループがあり、今年はそこを打ち破って行かなきゃいけないのだなと、思っています。
皆さま、今年もよろしくお願いします。
さて、今回の一般質問は介護保険について、LGBTQ/ SOGIへの支援を進めよう、 誰もが安心して子育てできる昭島市へ、の3点でした。
介護保険については、 現在国で2020年の介護保険改正について話し合われていますが、 市はどのように考えるのか。 介護人材不足についての対応策についても質問しました。 LGBTQ/SOGIについては、市職員、 教職員向けのガイドラインの制定、研修のあり方、 宣言や条例についての考え方について質問しました。
誰もが安心して子育てできる昭島市へでは、 妊娠期の相談支援で困難を抱える人への支援について、 多胎児支援について質問しました。
Q:2020年の介護保険改正について市はどのように考えるのか
A:様々な議論がされているが審議会の動向を注視している。
Q:人材育成、確保について
A:市内の特別養護老人ホーム、 昭島地域福祉ネットワークで人材確保実行委員会を立ち上げ、「 あきしまハートケア」 と題した介護の魅力発信と就職相談会のイベントを開催するなど独 自の取り組みを実施している。
2020年の介護保険改正については介護事業者からも、 介護サービスを受ける方からも反対の声が上がっています、 要介護1.2を総合支援事業へ移行する動きや負担増など、 安心した老後を過ごせるには程遠い改正案が出ています。 国へ要請を行うことなどが必要で、 この流れを止めるように市としても尽力すべきではないでしょうか 。
人材確保は非常に難しい課題です。 2035年には75万人もの介護人材が不足すると経産省からの発 表もあります。 新しい取り組みを進めていることは評価しています。ただ、 資格を取る講座を市で行い、 市内で働いてもらうことを条件に無料で受けれるなどの対策も必要 なのではないでしょうか?
Q:市職員、教職員へのガイドラインの制定、研修について
A:ガイドラインについては調査、研究。 研修は東京都市町村研究所で人を派遣して、受けてもらっている。 学校教育では人権プログラムを活用した研修を行なっている。 H27年に文科省からの通知があり、 それに基づいて対応をおこなっている。
Q:宣言や条例について
A:次期男女共同参画プランでの研究していく。
他の自治体で行なっているマニュアル化、 ガイドラインの制定は必要であると感じています。また、 市職員の悉皆研修など、 全ての職員の理解を進めることが必要です。 宣言や条例については、非常に重要な事であり、 是非行なっていって欲しいと思います。
Q:妊娠期の相談について
A:届け出時のアンケートをもとに、 妊婦全数面接を行なっている。 子ども家庭支援センターと連携を取りながら、 相談支援やサービス利用等につなげいる。
Q:多胎児支援について
A:双子ひろば事業へのご案内、 市内団体グループを紹介している。
妊娠期の相談をもっと強化して、 不安を抱えるお母さんをサポートすべきだと思います。また、 思いがけない妊娠をされた方への相談ももっと積極的に行い、 1人で抱え込まないような支援を更に積極的に行なっていって欲し いと思いました。
多胎児支援についてはまだまだ情報が無いのでしょうか。 実際の多胎児育児をされているお母さんたちから声を聞き、 どのような支援が必要であるか(例えば移動の支援や、 サポーターなどの活用でお母さんを休ませる時間を作るなど)、 積極的に取り組むべきです。