建設環境委員会視察

佐賀市のわいわいコンテナ事業コンテナ前

 

史上最大級の台風の爪痕は凄まじいものですね。
お亡くなりになられた方々に心よりのご冥福と、行方不明者の方が一刻も早く見つかること、また、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く皆さんが日常の生活を取り戻す事が出来ますように。

祈ります。

また、こんな事が困った、こういうことはこうしてほしいなど、ご意見などがありましたら昭島・生活者ネットワークまでお寄せください。

これからもきっとこういう災害が起こると考えるとき、私たちは何ができるか改めて今一度、みんなで一緒に考えたいですね。

昭島ネットへメールをくだされば、メンバーとお声を聞きに行きます。

 

さて、今回の建設環境委員会で視察したところは佐賀県佐賀市について中心市街地の再生とバイオマス産業都市について清掃工場の視察。

福岡県春日市では連続立体交差事業についてでした。

佐賀県佐賀市では中心市街地の新たな賑わい創出のため、空き店舗の活用や改装費の一部補助や、チャレンジショップの取り組み、わいわいコンテナ事業、Re-原っぱの取り組みなど、中心市街地の再生のお話を聞きました。

バイオマス産業都市の取り組みでは、清掃工場が市町村合併でまちの中心部分となってしまったことから、迷惑施設でなく、あってよかったと思ってもらえるような清掃工場となるために、「環境の保全と経済的な発展が両立するまち」という目標をかかげました。排熱の公共施設利用に始まり、使用済みてんぷら油の回収箱を設置し市営バスの燃料にする取り組み、清掃工場での二酸化炭素を分離回収し植物工場で利用して野菜の成長速度をはやめる取り組み、また、二酸化炭素を吸収する藻類を培養して化粧品や健康食品などの開発を民間事業者と連携して行っているなど様々な取り組みを行っているお話を聞きました。

春日市では連続立体交差事業についての、長年、市民と対話してきた歴史と、実際に工事が始まっている現場を見させていただきました。市民としっかり向き合っていても、様々な理由からとん挫してしまうこともありますが、新たな市民との対話をする機会を設けて声を聞き続ける春日市の姿勢には心を打たれました。

今回は三か所視察させていただきました。しっかりと提案にむずびつけていきたいと思っています。