一般質問&市側答弁

その2

二つ目は放射能汚染対策についてです。

今回3月11日の地震、津波の後の福島第一原発の事故。
いまだ終息にいたっておらず、今も放射能は毎日放出されています。今年で25年になるチェルノブイリでも、いまだに健康被害が出ている。日本だってこれから放射能とは長い付き合いになっていくわけです。そんな中での市の対応や、やっていって欲しいことなどを質問させていただきました。

質問内容は情報窓口の一元化、給食食材について、農産物の測定について、土壌調査についての四点でした。

私は今回朝日新聞で出ていた国立環境研究所の地図を出させていただき、この辺りにも一万ベクレルは降り注いでいるとお話させていただきました。新宿の放射能の積算でも、1万2000ベクレルは確実に降り注いでいることなどから、この1万という数字を使わせていただきました。それ以上降り注いでいるという話も聞きますが、かなり低く見積もってもやはり1万にはなると判断しました。

そんな状態のなか、国はいまだに緊急時の暫定規制値で運営している。6カ月もたって緊急とはいかがなものか。もとのWHOの基準値に戻すべきなのではないかと考えます。

これから長く続くこの放射能との付き合い。事故から6カ月。いまだに不安に思う方からの問い合わせがあるでしょう。実際に問い合わせをしたというお母様から話を聞いたところ、どこの課に質問すればいいのかわからないというお話をききました。いろんなことを質問するとそれは違う課なのでわかりませんとか、冷たくあしらわれてしまう。なにより、そんなことを質問すること自体が気にしすぎという態度をとられて心配なのに質問しずらいという声を聞きました。やはり、市の放射能のことについては一括して答えられるような窓口を設置すべきだと思いました。そこへ電話をすれば、最低でも市の情報は全部わかり、必要なら都や国へつないでくれる窓口があればと。

市側の答弁は市のHPのトップに震災に関するお知らせを掲載し、そこに様々な情報を載せている。これからも必要な情報や問い合わせ先についても明確に掲載するとのことでした。

HPが見れない人はどうするのか。二回目の質問では専門家がいないからわからないと答えていましたが、専門家云々ではなく、情報が一つの所に集まっていて、そこに電話すれば聞けるという体制をとって欲しいと私は訴えていたのですが、何だか最後まで話がかみあわなかった気がします。それに震災に関するお知らせではなく、普通なら福島第一原発の事故に関するお知らせではないでしょうか?その消極的な態度はなぜなのでしょうか?昭島はいち早く色々な検査に踏み出したり、市として頑張っているところもたくさんあるのです。勉強もたくさんしているとヒアリングでもわかりました。勉強しているからこそ、たくさんやらねばならないことがあると気づいてくれていると思っているのですが・。

とにかく情報の窓口一元化は早急にやらねばならないことだと考えますが、今回はHP上の情報一元化にとどまりました。

なんだか一問目なのに書きすぎちゃいました。
次回へ続きます。

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